サイドミラーにドロップキック
今年もアカデミー賞が発表されました。詳細はこちら。
🏆第92回 #アカデミー賞 速報
— 映画.com (@eigacom) 2020年2月10日
監督賞を受賞したのは、ポン・ジュノ(「パラサイト 半地下の家族」)❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️
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自分の本命の「マリッジ・ストーリー」からは助演女優賞にローラ・ダーン。最近スターウォーズにも出てましたね。こちらはNetflixで各ノミネート作の「アイリッシュマン」や「2人のローマ教皇」と一緒に見られるのでぜひ。
しかし注目はやはり「パラサイト 半地下の家族」
作品賞含む4冠受賞という快挙で韓国映画も盛り上がってきそうですね。
ということで有名どころですが好きな韓国映画を紹介。普段あまり韓国作品を見ない・知らない人の入口になればと思います。
母なる証明(監督:ポン・ジュノ)
パラサイトと同監督作品。母親が息子の無実を証明するために孤軍奮闘する話です。最近だと「リチャード・ジュエル」なんかと似た感じの、まあよくある設定ですがこちらは韓国。お国が違えば当然独自の文化や風潮があります。本作も含め、韓国映画は車のサイドミラーをやたらと壊したがる作品が多いんですがこれも文化なのか。最初から最後までドキドキでサスペンスとしての完成度も高い作品です。
ポン・ジュノ監督作は他にも「殺人の追憶」(こちらも同じくらい良い!)やクリス・エヴァンスの「スノーピアサー」 モンスターパニックモノの「グエムル 漢江の怪物」 等、どれもオススメです。
哭声 コクソン(監督:ナ・ホンジン)
平穏な田舎の村に得体の知れないよそ者がやって来てから不審な事件が続き村は大混乱…といったサスペンスホラー 。オタク(俺)はこの手の設定が大好き。ここでちょっと目を引くのは得体の知れないよそ者役が日本人俳優の國村隼さん。キャスティングの際は監督が宣材写真のイメージだけだ決めたそうですが個人的にかなりハマり役と感じました。全体的な話はちょっと小難しいですが激アツ祈祷バトルが好きな人にはオススメです。また、こちらも同監督作の「チェイサー」「悲しき獣」も良作。
余談
以上、2監督の作品をオススメしましたが作風はちょっと陰鬱なものが多め。他ジャンルでは最近パラサイトの裏でこっそりと劇場公開されている「エクストリームジョブ」や、ハリウッドでリメイクもされた「オールドボーイ」なんかも面白い。「オールドボーイ」は昔、江頭2:50が選ぶ名作映画みたいなランキング上位に入っていたので知り、レンタルして見た記憶があります。
また「バーニング 劇場版」「お嬢さん」「嘆きのピエタ」あたりが面白そうなので見る予定ですが、まだまだ自分も詳しくないのでオススメ作品情報お待ちしております。