恐怖の館ですぷらったー!さんげき感激直腸チョッキン☆
海外ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」のシーズン9が日本でも配信開始されましたね。
タイトルは「1984」
American Horror Story Season 9 Trailer (HD) AHS 1984
ジョージ・オーウェルや村上春樹の小説だったり、よく目にする西暦。ワンダーウーマンの新作もタイトルにも1984ってついてましたね。
今回のアメホラ「1984」は80年代のスプラッターホラーがテーマ。若者が湖畔のキャンプ場でワイワイしてると謎の殺人鬼にメッタメタにされるアレ系です。
実はこの手のジャンル少し苦手。子供のころ一応フレディの「エルム街の悪夢」は何作か見たし「13日の金曜日」シリーズはジェイソンがニューヨークに行ったり宇宙に行ったりと色々見たけど、そこまでハマらなかった。むしろトラウマになってる節もある。でもキャラクターはとても魅力的なので「フレディvsジェイソン」はとても好き。
そんな私も最近ひそかに夢中になってるバイオレンスなスプラッター作品があるのでそれを元に、関連してそうな映画を紹介していきます。
邪神ちゃんドロップキック
現世で天使と悪魔が入り混じる狂乱のスプラッターコメディ。女子大生ゆりねちゃんに不用意に召喚されてしまったイキリ悪魔こと邪神ちゃんが、魔界へ戻るために召喚者であるゆりねちゃんをあの手この手で殺害しようとするが逆に返り討ちに遭ってしまう様をバイオレンスかつハートフルに描いている、皆さんお馴染みの傑作漫画およびそのアニメーション!
ということで、
邪神ちゃんと見る!
バイオレンスなおすすめ映画~
1.チェンソー
部屋でチェンソーを振り回して遊ぶ邪神ちゃん。それを鬱陶しく思ったゆりねちゃんはチェンソーを取り上げて邪神ちゃんに振り下ろす。ヤバ。
チェンソーといえば「悪魔のいけにえ」のレザーフェイス。
よく「13日の金曜日」のジェイソンが使う凶器がチェンソーと思われがちだけど、ジェイソンの主な凶器はナタ。
「13日の金曜日part2」では人間側が武器としてチェンソーで反撃して、ジェイソンがそれに怯むシーンがあります。邪神ちゃんドロップキックですね。
昔、志村けんがコントでジェイソンのパロディみたいなのをやってましたね。
チェンソー振り回して女性を追いかけ回すけど肝心なところでチェンソーのエンジンが止まってしまう→その繰り返し→仮面をとると「そうです、わたすが変なおじさんです」ってオチのやつ(うろ覚え)
2.暴力
邪神ちゃんが、テイクアウトしたカレーをゆりねちゃんの分まで食べてしまい、さらにその事でゆりねちゃんに嘘をついたことから頬をちぎられてしまう邪神ちゃん。痛そう。
頬といえば映画「ハンニバル・ライジング」
「羊達の沈黙」でお馴染み殺人鬼レクター博士の若き日の物語。
人間は頬肉が一番美味い、と味をしめていくレクターが殺人鬼ハンニバルへとなっていく過程が生々しい。
でも邪神ちゃんは尻尾までおいしい。
合言葉はサンバのリズムでカニバリズム。
3.ミキサー
ぺこらにあげたはずのお弁当を邪神ちゃんが食べてしまい、さらにその事でゆりねちゃんに嘘をついた事からミキサーに手を突っ込まれてしまう邪神ちゃん。怖い。
「サプライズ」というスプラッター映画では凶器にミキサーが使われます。家の中で殺戮が行われるシュチュエーションホラーなので、武器になりそうな物を探すとだいたい日用品とかを使うことに。その中でもミキサーのシーンはちょっと笑えるのでおすすめです。
日用品が凶器に使われるとそれが身近なほど怖いですよね。韓国のバイオレンス映画なんか特にそういうのが多いイメージ。
4.フック
いつも通りゆりねちゃんを殺そうとする邪神ちゃん。また返り討ちに合うかと思いきや不覚にも足を滑らせて転んでしまうゆりねちゃん(可愛い)。それを見て大笑いする邪神ちゃんにゆりねちゃんがとった行動は…。ヒェ…
映画では「悪魔のいけにえ」で有名なシチュエーションですね。
食肉用の動物を解体する時にそれをぶら下げる為のフック。この屠殺や解体の道具が揃う部屋に連れ込まれるシーンはマジでゾッとする。
映画「悪魔のいけにえ」はこういうちょっとした小道具とかもデザインが凝っていて良い。
「SAW」シリーズはあまり見てないのですが、似た感じのシーンがあるみたいですね。
5.超能力
ゆりねちゃんに頭を掴まれ脳内に何かを送り込まれている邪神ちゃん。み゛っ
映画「スキャナーズ」では超能力で相手の頭を内側から破壊するシーンが有名です。
※グロ注意
Scanners (1981) ORIGINAL TRAILER [HD 1080p]
この映像見ると、超能力バトルは肉体同士ではなく精神と精神同士がぶつかり合い、弱いほうの頭が内側から爆発するというのがとてもクールだわ。
しかしバトルだけでなく、不思議な力を持った異端者の孤独や精神の変異を描いた作品でもあります。邪神ちゃんと出会う前のゆりねちゃんの生活がすごい気になる。
6.拷問
ゆりねちゃんを殺そうと(以下略)。
こればっかりは似たシチュエーションの映画が思いつかなかった。死んじゃうもん、こんなの。邪神ちゃん強い。
あえて紹介するなら「マーターズ 」2008年フランスとカナダ合作の映画。極限状態まで拷問を受け続ける怖くて痛い作品。半分にされてもまだ生きてる邪神ちゃんみたいなのが見たい人にはオススメです。でもとても面白い。ハリウッドリメイクもされてますが、2008年公開の方が個人的には好きです。
7.ミンチ
原型がなくなって邪神ちゃんだった塊。おなじみの光景ですね。
詳しくは書きませんが映画「冷たい熱帯魚」はだいたいこんな感じ。R18の日本の作品。
この映画はちょっと思い出があって、
自分の父親はたまに「これ、お前の好きそうなやつ」といってレンタルしてきた映画を貸してくれるのですが、その中に冷たい熱帯魚があったんですよ。その時は見なかったからどんな映画か分からなかったけど、後々Netflixで見たら父親の「これ、お前の好きそうなやつ」という言葉をふと思い出してしまう。息子を何だと思っているんだ。
でも普通に面白い映画だったのでちょっと複雑な気持ち。
8.電気ドリル
ゆりねちゃんの悪意あるモノマネをした邪神ちゃんの末路。ずだ袋の中での邪神ちゃんの表情が想像できる。
ずた袋ドリルといえば北野武監督の「アウトレイジ ビヨンド」
北野武の演じるヤクザの大友は組員の船木からとある情報の言質を取るため、車に乗る船木を拉致し、運転手にずた袋を被せ電気ドリルを回転させる。
何も知らん、とすっとぼける舟木に対して 「船木ぃ!良く見てろ!」と大友が叫ぶとその運転手の頭にドリルを突き刺す。船木は慌てて「思い出した!思い出したぁ!!!」と喚き、大友の求める情報を話そうとするが、大友は笑顔でそのままドリルを運転手の頭に押し込み続ける…。
まさに邪神ちゃんの慈悲に聞く耳も持たないゆりねちゃんそのもの。
最近見た「アメリカン・スナイパー」にも似たようなシーンがあってヒェ…となった。
9.ウッドチッパー
出ましたみんな大好きウッドチッパー!
殺人・証拠隠滅・見せしめ・不慮の事故、色んな用途で映画に出てくるけど木材を粉砕する為だけに使われてるの見たことない。
以上、邪神ちゃんのバイオレンスなシーンと、それっぽいおすすめ映画のご紹介。ゆりねちゃんが楽しそうでなにより。
ゆりねちゃん「ファッキンジャップぐらい分かるわよ…バカ」って言って欲しい。
おまけ.
爆弾を飲み込んでお腹の中で爆発させるってお笑いは何発祥なんですかね。自分はジム・キャリーの「マスク」が印象深いです。