読書紹介文３

声優の飯田友子さんの影響でブログの書き出しを、～～～～の時～～～～してしまった飯田友子です。こんにちは。みたいな感じでやりたいなと思ってたけどすっかり忘れてました乙方です。こんばんは。←これ

今年の1月からブログを始めて毎月1回書こうと思っていたこの読書紹介文も今回で3回目、3回目？

4月になっちゃいましたね…

ですがついに1冊読み終わりました。

ホラーの帝王スティーヴン・キングの大作「ダーク・タワー」の1巻です！

ダーク・タワー1 ガンスリンガー (新潮文庫)

作者:スティーヴンキング,風間賢二
発売日: 2005/11/26
メディア: 文庫

はい、まだ1巻です。シリーズ全7巻(上中下巻含め計16冊)ある内の1巻です。ハッキリ言ってプロローグ中のプロローグでした。ロード・オブ・ザ・リングで例えるとビルボがホビット庄から旅立ってフロドの手に指輪が渡ったぐらいです。

主なストーリーは、時空が変転した異世界でただ1人の拳銃使い《ガンスリンガー》が《暗黒の塔》を目指す為、魔導士《黒衣の男》を追う…という現段階では謎な事しかない感じ？異世界SFな感じ？ダークファンタジーな感じ！

この新潮文庫版は原作完結後の2005年に発売されました。その後2018年に映画公開のタイミングで発売されたKADOKAWA文庫版は作者本人が大幅に加筆修正を加えたもので、伏線やら矛盾点を整理し直したらしい。完結に30年以上かかってるから加筆したくもなるでしょう。そのせいか話が断片的だったり、ちょっと分かりづらいとこが多々あって少し読むのに時間を要しました。まあ単純に読解力の無さと海外作品あるあるの独特な言い回しとかも相まっての結果ですが。

ダーク・タワーといえば2018年に映画化もされましたね。

ダークタワー [Blu-ray]

発売日: 2018/12/05
メディア: Blu-ray

評価はさておき主人公の拳銃使い《ガンスリンガー》のローランド(イドリス・エルバ)(コロナからの回復安心しました！)と、魔導士《黒衣の男》ウォルター(マシュー・マコノヒー)がカッコよく、こうして原作に手を出す運びとなったのでプロモーションとしては成功したんじゃないかと勝手に思ってる。

原作1巻読み終えたあとに一応映画見直したんですけど、ガンスリンガーと黒衣の男と少年ジェイクが出てくるってとこ以外は話の流れも何もかも別物でした。ともあれ2巻からいよいよストーリーが動くそうなのでどうなっていくか楽しみ。

あとやはり楽しみなところは、ダーク・タワーシリーズは他のスティーヴン・キング作品と世界観が繋がっている、というところ。

ダーク・タワーの映画化でも「IT」からペニーワイズのサーカスや「ショーシャンクの空に」からリタ・ヘイワースのポスターが映ったりして、これがスティーヴン・キング・ユニバースか⁉︎と勝手に盛り上がっちゃったけど、扱いはファンサービス程度でしたね。

しかし原作ではキングのあの長編もあの短編のキャラも色々と関わってくるそうで逆に追いつかない…

ダーク・タワーシリーズに関わってくるらしい作品の１つが「呪われた町」

呪われた町上 (集英社文庫)

作者:スティーヴン・キング
発売日: 2011/11/18
メディア: ペーパーバック

呪われた町は吸血鬼モノのホラー作品で、小野不由美さんの小説「屍鬼」の元ネタでもあるという事でかなり昔にですけど読みました。俺が田舎の村によそ者がやってきて大混乱する作品が好きなのはこの2作の影響が強いです。

屍鬼（一） (新潮文庫)

作者:不由美, 小野
発売日: 2002/01/30
メディア: 文庫

また、屍鬼は初めてまともに読破した長編小説でもある。当時「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」目当てで読んでたジャンプSQで、藤崎竜さんの漫画版が連載されていたので小説と同時並行で読んでいました。いわゆる若者の活字離れど真ん中だった自分にとっては漫画版があるだけで足りない想像力を補ってくれる副読本みたいな感じになってくれて、初めて楽しく小説を読めたという良い体験でした。ちなみに好きなキャラはやっぱりモモ・ベリア・デビルークちゃん！

あ、To LOVEるの話です。

話を呪われた町に戻します。

本作は、「死霊伝説」と「死霊伝説セイラムズロット」と名前を変えて何度か映像化もしています。しかも前者の監督はあの「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー！、とはいえ元はテレビのミニシリーズなのでちょっとショボい。イメージとしては「IT」テレビシリーズの後半みたいなやつ。