◯◯◯食べたい
「油そば食べたい」
普段、油そばを食べない人でも私のツイッターアカウントをフォローしているなら一度は目にしたことのあるツイートだろう。
関東で油そばと言われて思い浮かぶのはやはり早稲田周辺の油そば屋激戦区やら都心の有名店だろうか。
武蔵野アブラ学会、東京油組総本店、麺珍亭に珍珍亭、春日亭、ぶらぶら、笑麺亭、二郎系の汁なし油そば…
このあたりで好きでよく行くのは麺珍亭。
その他はチェーン店だがリーズナブルな「味の天徳」や三軒茶屋にある「油坊主」なんかが特に好み。
最近はカップ麺や生麺タイプの商品も見かける。
しかし俺の選ぶ最強の油そばは "ここ" にある
「ラーメン のとやま」だっ!!!
電車なら小田急線で中央林間駅と藤沢駅のちょうど真ん中あたりにあるのが長後駅だ。
「ラーメン のとやま」だっ!!!
営業は年中無休で深夜2時までやっている。
夜遅くに油そばが食べたくなったらどこへ行く?
「ラーメン のとやま」だっ!!!
公共の交通機関以外なら467号線の藤沢街道を藤沢方面に走らせれば長後駅近くで左手に看板が見えてくる。
藤沢街道と聞いて何を思い浮かべる?
「バカクソ混む道路」の次に思い浮かべるのが
「ラーメン のとやま」だっ!!!
神奈川で暮らすようになってからアホみたいに通っているので一度しっかり紹介しておこうと思います。
あと、いつもツイートする時は油そば屋と表記していますが正確にはラーメン屋のメニューの1つに油そばがあるだけで、一応はラーメン屋です。
醤油油そば
油そばだけでも色々とメニューがあるのでとりあえずよく食べる醤油のやつを紹介。
こちらがその醤油油そば。
最初に油そば屋の店名をいくつか挙げましたが、そこのどことも違う見た目の油そばである。
麺は太くもっちり。
具はネギ・ゴマ・カイワレ・チャーシュー2枚。
醤油ベースの味付けはガツンとくる濃いめ。
790円で中盛りまで無料。
大盛りは+100円で約ラーメン2杯分の量。
食べ方は一般的な油そばと同じ。
普段油そばを食べない人のためにも簡単に説明。
ハゥ トゥ イート 油そば
油そばはそのまま食べてもうまいが、酢とラー油を着丼と同時にかけまくるのが大切。
特にここの油そばは最後の方まで食べ進めると汁っ気が無くなってきてしまうので調味料は重要。中盛り大盛りはなおさら。
なぜ着丼と同時に調味料をかけるか。
油は冷えると固まる為、冷めるとうまく汁と絡まなくなるからである。
温かいうちが勝負。
だいたいどこの油そば屋もこんな感じに推奨している。
量は酢とラー油をそれぞれどんぶり2〜3周程度かけるのがおすすめ。
酸っぱいのは嫌だから酢は少なめにしてみた…とか
辛いのは嫌だからラー油は少なめにしてみた…とか
そのような極振りした考えは捨てて、
「メイプルがそうするなら私もそうするけど…」ぐらいの大舟にのった気持ちで均等にかけて欲しい。
調味料をかけてひたすら麺を混ぜたら後は貪り食うだけである。
ライス
以前は麺類の注文でライス無料のサービスがあったが、2020年現在ではライスは+70円(食べ放題)の別料金になっている。
ラーメン屋のライス無料はご飯がべちょべちょだったりやたら米が硬かったりとあまり良い印象ないが、ここのライスは今のところはそのような不快感を感じた事はなく、安心して食べられるやつである。
値上げした時もむしろ70円払うからこのままの品質を維持して欲しいと思うぐらいだ。
こちらの写真左手に見えますはそんなご飯に高菜を乗せたその名も「高菜メシ」!
油そばとの相性はちょっとどうかなと思うけどご飯に大量の高菜が乗ってるだけなのでシンプルにうまいやつ。
毎朝これだけ食べに行きたい。
ご飯もののメニューも何種類かあり、一番好きなのはこの「能登山ご飯チーズ」!
石焼の器のご飯の上にラーメンスープの煮かえしで味付けをし、チーズを乗せバーナーで炙るというちょっと一手間加えたうまいやつ。
先程の高菜ごはんとこのチーズご飯は、油そばorラーメンと卵のセットメニューがあり、飯・麺・玉子がジャスト1000円で食べられる。
昨今のラーメン1杯に1000円以上かかる店に比べたらリーズナブル。
しかも麺中盛無料である。
玉子
ここの玉子は「出汁注射式玉子」と呼ばれるやつで、その名の通り注射器で事前に玉子に出汁を入れてある茹で卵である。
お店側は玉子の食べ方について、一口で口に含んで食べるよう推奨している。
おそらく一口で食べないとせっかくの出汁が飛び出てしまうからだろう。
注射する出汁も濃い目、薄めと選べたりごま油・ラー油入りなどもある。
卵の値段は注入する出汁によって100〜150円と値段は変わるが土曜日曜祝日は全て100円均一になる。
チャーシュー
こちらは油そばに+200円のチャーシューをトッピングしたやつ。
ここのチャーシューは薄くてホロホロなので箸で触っただけで崩れるぐらいホロい。
油そばでは麺を混ぜると同時にチャーシューも崩れて麺と混ざり合いいい感じになります。
他店でも油そばにこのタイプのホロホロチャーシューはあまり見かけないなので、この店の好きなポイントの一つです。
その他の味
油そばは味も何種類かあり、醤油以外で好きなのはこの「カレー油そば」!
醤油と比べて若干見た目がカレー色。
カレーもラーメンも好きだけどカレーラーメンはなんか違う…
と長年思い続けてきましたが答えはここにありました。カレー油そばです。
これは酢もラー油もかけずにライスと一緒に食べるのが最強。
さっきから写真を貼れど貼れど油そばの外観が全く変わらないが正真正銘クリームチーズ油そばである。
ちゃんと麺の下にクリームチーズが入ってがいるのでしっかりと混ぜる。こちらはかなりジャンク度が高い。
タバスコも一緒に持ってきてくれるので味変にも。
まだ食べたことはないが、トマトオニオン油そばや大阪マヨネーズ油そばといったメニューもあるらしい。
ラーメン
ラーメンメニューも何度か食べたことがるので紹介。
左から順に、
魚介とんこつ系のラーメンZ
醤油とんこつ&ナッツのラーメンV
冬季限定のエビとんこつラーメン
その他にもポタージュ系のチーズラーメンや石焼つけ麺もあり、創作系のラーメン店でもある。
最後に
油そばはラーメンと比べてスープがないからヘルシー♪パスタみたいに食べられてオシャレー
なんて宣伝文句をよく聞きますけどおバカ!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなライスセットで麺増しなんて炭水化物の塊です。
確かに油そばにはスープがないが、逆に満足感が得られない事が多くつい麺を食べすぎてしまいがち。
結果的に食べ方によっては油そばがラーメン以上に高カロリー摂取の根源になってしまうバケモノになりかねません。
お気をつけて。
あと、ラーメンのとやまは長後だけでなく同じく藤沢市辻堂の方にも別店があるらしい。
ちょっと前から長後店のメニューにも辻堂店味の醤油油そばが選べるようになっているので、おそらく味が各店で違うみたい。
以上のようにメニューはかなり豊富て毎回注文に悩むが、まだまだ自分は長後店味の醤油油そば一辺倒だろう。
おまけ
ラーメンのとやま長後店から戸塚方面に向かうと境川へぶつかる。
東京と神奈川の境目を流れ、川下は江の島の近くまで続く河川である。
「こんにちは、倉田亜美です!」
そう、ろんぐらいだぁす!でもお馴染みの境川サイクリングロードです。
坂道もなく川沿いなので道に迷うこともなく車も入ってこないのでポンタ君買いたての倉田亜美ちゃんにもお勧めできる良いコースです。
万が一、ハンガーノックになりそうになったらラーメンのとやまで油そばを。
のとやまから5kmぐらい行けばデザートに飯田牧場でハッピーアイスクリーム!もできます。