放課後ユザワヤ日誌
フォロワー!、羊毛フェルトで遊んだことはありますか?
放課後ていぼう日誌で鶴来ちゃんの精神が不安定な時にやるこれです。
羊毛フェルトはこのように見た目はワタみたいですが、鶴来ちゃんみたいに専用の針(ニードル:写真中央)でザクザクと刺していくとフェルトが縮んでいき、好きな形に成形することができます。
例えば漫画「ドロヘドロ」に出てくるこの"ギョーザ男"の頭部を作るとします。
このようにフェルトを丸めてひたすら針で刺していきます。
ニードルは表面がささくれているので刺すたびにザクザク音がします。ザクザクするたびに羊毛同士が絡まり縮んでいくという寸法です。このザクザクが気持ちいい。
フェルトを継ぎ足しながら形を整えていくとこんな感じにできあがります。
あとはもうその繰り返しでパーツごとに作る。ニードルは太さによって種類があり、細いニードルは仕上げに使います。
それぞれのパーツをニードルでまたザクザクしてつなぎ合わせれば完成。
作業時間として、このぐらいの大きさで細かいパーツが無ければ3〜4時間もあればできると思います。
そもそも羊毛フェルトを始めたきっかけは思い出したくもない大学生のころ、お金も無く暇を持て余しすぎて手芸用品店ユザワヤをウロウロしてたら偶然スターターキットみたいなのを見つけて何故か購入し、気づいたら夢中にザクザクしてた。
やはり鶴来ちゃんのように精神が不安定になると羊毛フェルトにハマってしまうのかもしれませんね。
ついでに昔作ったやつも紹介。
この写真は作成途中ですが、帰宅部活動記録やデデンネでお馴染みのくろは先生あざらしです。
最近新しい読者が増えたからか、誤解している人がいるようなので改めて説明します。 pic.twitter.com/sUsbThsEO0
— くろは (@kx_rx_hx) 2018年4月27日
よくツイッターで、「羊毛フェルトで◯◯作ってみました〜→見本と全然違う…」みたいなおもしろ画像ツイートを見かけますが、さすがに盛りすぎでは?と内心思ってたりもしてました。いくらなんでもそうはならんだろ、そこまで恥を晒してツイッターで拡散されたいのか、と。
でも実際問題こうなっちゃうんですよ。顔こわっ、難しすぎる。
これは一番初めに作ったやつでロックバンドthe pillowsのマスコットキャラであるバスター君。
初めてにしてはよくできたと自分では思ってる。厚紙で白黒サイクロンも作った。
材料費ですが、この大きさなら羊毛フェルトは3色セットを100円均で買えば余るぐらいで非常に安価です。なんならバスター君の右目のボタンの方が高いです。
こちらは漫画「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん」に出てくる謎の生物"メソ"
漫画とアニメと市販グッズで色合いが異なりますが、一応市販グッズのメソをモデルにしました。
やっぱり表情が難しいかったけど、帰宅部あざらしよりかはうまく顔できたかなと思う。
背中にもちゃんと(?)ファスナーが付いてます。
こちらも材料費よりファスナーの方が高い。
こちらは水曜どうでしょうでもお馴染み、北海道テレビHTVのマスコットキャラ"onちゃん安田さん"
普段は車のミラーにぶら下げてます。そのうちブラックonちゃんとかokちゃんも作りたい。
これは「普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。」の魚心くん。
背中のムルデルくんは余ってたフェルトでとりあえず作ったやつなのでご愛嬌。
前述のくろは先生あざらしの表情作るの難しい問題もあって、この魚心くんの顔パーツは普通のフェルトを貼り付けてるだけにしてます。なのでたまに顔パーツが剥がれます。
今思うとこれがのちに起こる魚心くんケーキの顔剥がれ事件への破滅フラグだったのかもしれません…
ケーキを持ち帰るときは気をつけましょう。
こんな感じで他にもいろいろ作ってますが見せられるのはこのぐらいです。
ほんとうは映画「エイリアン」のフェイス・ハガーとか、「ぼのぼの」のシマリス君とか、もっと凝ったもの作りたいけど技術的に自分にはまだ難しい。
羊毛フェルトはフェルト数色とニードルを一式揃えても1,000円いかないで楽しめる趣味なので、なにか作りたいものを見つけたらふらっと100均やら手芸店に寄って買うのも全然ありだと思います。
例えば、九州に引っ越して釣りを始めたいけど釣り道具高くて買えないよ…という人はこちらも一考して頂ければと思います(パラレルワールド)